標高2,000mから海抜0mへのダイブ

高原都市アブハから、紅海沿いの町ジーザーンへ。 このルートは、サウジアラビア屈指の絶景ドライブコースとして知られています。
本当はプライベートカーをチャーターして、好きな場所で車を止めて、心ゆくまでシャッターを切りたかった。けれど、事前情報が全くないこの国。結局、確実な手段として選んだのは国営バスでした。
結果から言えば、この選択は「正解」でした。
バスに揺られて、12,000円を浮かせる
バス代は98リアル(約4,000円)。配車アプリなら400リアルはかかっていたはずなので、財布には圧倒的に優しい旅でした。 車窓から流れる景色は、言葉を失うほどダイナミック。切り立った山々を一気に下っていく感覚は、バスの大きな窓だからこそ味わえる迫力がありました。
ただ、盲点だったのは「検問」です。 バスは乗客全員のチェックがあるため、かなりの時間足止めを食らいました。さらに後でジーザーンの配車アプリのドライバーに聞くと「アブハに住んでるよ」という人が複数いたので、アブハからジーザーンの配車アプリでも車捕まった可能性高いなと思いました。
ジーザーン、またしても「立地」でやらかす
さて、この旅二度目の「失敗」は、ジーザーンでのホテル選びでした。 ガイドブックにすら載っていない町。情報がない中で選んだのは、ジムとプールが付いた新興開発エリアのホテル。
「……ここもまた、車がないとどこにも行けない“陸の孤島”だったのか!」
バスターミナルを降り、Uberがダウンタウンを通り過ぎてどんどん人気のない開発エリアへ向かっていく絶望感。到着したのは、確かに綺麗だけれど周りには何もない場所でした。
初日は意地になって、片道6車線のコーニッシュロード(海岸通り)を命がけで横断しましたが、二度目は無理。結局、安いはずのホテル代にUber代が重なっていきます。
ジーザーンを旅する人へ、僕からの伝言
もしあなたが次にジーザーンを訪れるなら、僕と同じ轍を踏まないでほしい。

- 「マリオット」の周辺がベスト: 結局、マリオットホテルがある辺りが一番セントラルで便利でした。ホテル単体の価格は高くても、Uber代を考えれば「タイパ」はここが正解だったかもしれません。※僕が宿泊したのは、左上の「Holiday Jazon Hotel」近くのAl Maali Hotelです。1泊6000円ほどだったので、Uber代を足しても1泊10,000円いかないくらいでした。マリオットは1泊22,000だったので、コスパは微妙かもしれません。
- ダウンタウンの光と影: 夜に訪れたオールドマーケット周辺は、崩れかけたコンクリートの家々が並び、スラムのような独特の緊張感がありました。開発された北西部とは正反対の、町の「素顔」がそこにあります。


ジーザーンの「距離感」
幸い、ジーザーンはジェッダに比べれば小規模な町です。 配車アプリを呼べば、1回10リアル(約400円)程度でどこへでも行けます。ジェッダの半分以下のコストで動けるのは、この町ならではの気楽さでした。




